エムゲームジャパン
Yahoo! JAPAN ID でログイン
フジテレビ ID でログイン
コンテンツ一覧 l 
Mintの購入と管理
プレイガイド
暗号化ログイン
ID:パスワードを忘れた方はこちら
初めての方はこちら
プレイガイド
初心者ガイド ゲームシステム 基本システム クランシステム 戦争システム ダンジョンシステム イベントスケジュール ゲームデータ

ゲームシステム

ダンジョンシステム

忘れられた神殿ビフロストジュラッド山脈地下迷宮
エピソードルール
AGE OF THE KNIGHT

スクリーンショット

-#1-

騎士団革命
帝国歴650年、「王の帰還」事件以降…
約200年の歳月に渡る世襲制度と不正政治のため、民心を失った高位貴族たちは国王の命令の下に厳重な処断を受けることになった。
「国王陛下万歳!!」

国王は国家に忠誠を果たし、戦争で自分の命をかける下級騎士たちと国民の希望を裏切らなかった。

-#2-

国王が断行した高位貴族の粛清は、下位騎士たちが高位騎士に昇級できるチャンスでもあった。

「国王と国家への忠誠心を見せられるこの上ないチャンスだ。何か我々にできることはないか。」
丁度その時、イスルラントで出没した最後のパトス神の使者の噂が流れてきた。
エルモラドのヘロン騎士団の団長クルマーは味方が苦戦しているイスルラントの戦場へと自らの精鋭騎士団を引率して出発する。

-#3-

激戦のイスルラント。
ヘロン騎士団がゲートを通じてイスルラントに着いた瞬間、砂漠地域の方から空には火花が落ち、あらゆる爆音が轟いていた。

「あっちだ…皆、行こう!!」 クルマーの声を聞き、騎士団メンバーたちは激戦の現場に駆けていった。

-#4-

激戦の場所はイスルラントの砂漠地域を囲むジュラッド山脈付近の丘だった。
既に派遣されている数十名の騎士たちとパトス神の使者の戦闘の真っ最中だった。
しかし、パトス神の使者が繰り広げる強力な魔法で騎士たちの苦戦が続いていることは一目瞭然であった。
「我々が支援する。」
クルマー以下ヘロン騎士団はまずジュラッド山脈の険しい地形を回り、パトス神の使者の後ろからの接近を強行する。

-#5-

パトス神の使者は残り少なくなった騎士達に魔力のこめられた鎌と強力な魔法で止めを刺そうとしていた。
その時、巨大なフロストノヴァが彼の背後を打撃する。アークメイジであり、ヘロン騎士団の副団長でもあるシャルリスの先攻だった。

「一斉に突撃!!」

フロストノヴァの正確な打撃を受け、動きが鈍くなったパトス神の使者を狙ってクルマーとヘロン騎士団メンバーたちは突進する。
鎌と剣が数十回交わされ、巨大な魔法とプリーストの祝福でジュラッド山脈全体が光に包まれてから十分余りが経っているというのに、勝負は簡単にはつかなかった。

-#6-

騎士たちの攻撃も少し止み、パトス神の使者と対置状態が始まった時のことだった。
パトス神の使者が急に騎士たちに背を向け、両手を合わせて呪文を唱えはじめた。
長い戦闘経験からクルマーはこれが一般的な魔法ではないことは気づいていた。
「団長、チャンスです。攻撃しましょう。」
騎士団メンバーの一人がクルマーを促したが、彼は攻撃サインを出さなかった。
何かとてつもなく大きな秘密が明かされそうな予感がしたからだった。
彼の予想通り、パトス神の使者の長くてノロノロとした呪文が終わると、使者が向かっているジュラッド山脈全体が火山の爆発のように震動し始めた。
山の振動の余波でヘロン騎士団の立っていた土も揺れ、激戦で気力が衰えた数名の騎士は立つことすらできず、転倒してしまった。
クルマーもやっとの思いで立ち、パトス神の使者から目を離さないよう頑張っていたが、地面から舞い上がってくる土埃のため、視野は完全に遮断されてしまった。

-#7-

イスルラント地域全体が揺れ、巨大な振動も土埃も落ち着いた時、クルマーとヘロン騎士団は驚くべき光景を目撃した。
先程まで平凡な山に過ぎなかったジュラッド山脈の中心に、巨大な穴が空いているではないか。
しかも銅像のように呪文を唱えていたパトス神の使者の姿はどこにもなかった。
洞窟の入口に近付くと先が見えない傾斜の通路が出来ていた。
「この穴はどこに続いているのだろう・・・。」

-#8-

クルマーはこの巨大な洞窟がパトス神の使者の手で作られたものと推測した。
そしてパトス神の使者によって姿を現したこの洞窟の内部には、今まで明かされなかった魔界軍の本拠地があるのではないかと予想した。
彼の予想が間違いでなければ国家的に重大な問題ではあるものの、報告のために本国に戻ることはできなかった。
いつ敵国がここを見つけるか、わからないからであった。
「私達が本国に戻り国王に報告致します。助けて頂きましたお礼です。」
幸い、ヘロン騎士団が来る前、パトス神の使者と戦っていた騎士たちがクルマーの頼みを快諾してくれた。

-#9-

クルマーは自分の頼もしいメンバーたちを見まわし、長い間、彼が経験した数多くの冒険を思い出していた。
「そうだ、ここがどれほど危険な場所かは分らないが、これが我々…騎士の歩むべき道だ。」
クルマーとヘロン騎士団は共感の視線を交わしながら、黙々とジュラッド山の巨大洞窟の中へと入って行った。